2016年11月3日(木・祝)・4日(金) パシフィコ横浜にて 第61回日本音声言語医学会総会・学術講演会を開催致します。

第61回日本音声言語医学会総会・学術講演会

第61回日本音声言語医学会総会・学術講演会

会長 会長 : 折舘 伸彦 (横浜市立大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)

この度、第61回日本音声言語医学会総会・学術講演会を開催させて頂くことにあたり、会員の皆様に一言ご挨拶申し上げます。本学術講演会を横浜市立大学が担当させて頂くことは、大変名誉なことと存じますとともに、身の引き締まる思いをいたしております。このような貴重な機会を賜りましたことを大森孝一理事長、湯本英二前理事長をはじめ役員、会員の皆様に心より感謝申し上げます。

前回の第60回大会では内藤健晴会長のもと、記念式典、記念講演、記念シンポジウムなどさまざまな60周年記念行事がとり行われました。新たなスタートを切る第61回では「音声言語医学の原点から未来へ」をテーマとし、日本音声言語医学会は学問的基盤に立つ多職種参加の学際的学会であるべき、との思いを「原点」という言葉に込めさせていただきました。本学会の使命は、人間の音声言語活動を多方向から総合的に研究し、音声言語医学の進歩・発展に寄与することであります。「日本音声言語医学会50年の歩み」において澤島政行先生が述べておられますように、その目的を達成するためには、同じ目標を持ち、かつ異なる専門領域のバックグラウンドを持つ人たちが共同して研究活動をする環境が必要です。実際、本学会には耳鼻咽喉科医師のみならず、言語聴覚士やリハビリ科医師など多職種の方々が参加され、本学術講演会は学際的な議論の場を提供する大切な機会と考えております。そのような学術講演会で最も重要なことは、この1年間の貴重な研究成果を発表して、異なる専門領域の方々と十分に議論していただくことに尽きます。その点をより明確にするために、第61回学術講演会では一般演題のみならずシンポジウム、パネルディスカッションをも公募することと致しました。学際的な本学会の成功が会員の皆様方のご協力にかかっておりますことは申し上げるまでもございません。会員の皆様には多くの演題をご登録いただき、大いに盛り上げていただきたいと存じます。

会場のパシフィコ横浜は、横浜市みなとみらい地区にある国際的スケールのコンベンションセンターで、新幹線新横浜駅や羽田空港からのアクセスも良く、水と緑に囲まれた快適な周辺環境を有する絶好の会場です。また11月はみなとみらいのみならず、山下公園や港の見える丘公園、外人墓地など横浜市内の散策や散歩にも絶好の季節です。

教室員および同門会一丸となって、会員の皆様のご期待に少しでも添えるよう準備を進めて参りますが、至らない点も多々あろうかと思います。なにとぞご容赦いただければ幸いです。多くの会員の皆様のご参加を心からお待ちしております。