2015年10月15日(木)・16日(金) 愛知県産業労働センター ウインクあいちにて 第60回日本音声言語医学会総会・学術講演会を開催致します。

開催概要

会長:内藤 健晴

会長:内藤 健晴

藤田保健衛生大学耳鼻咽喉科学教授
日本音声言語医学会は60歳の誕生日を迎えます。人間でいうところの還暦です。

人間はこれを機に老境に入っていくわけですが…、しかし医学は、時間を経ても知識や技術は衰えることなく、新たに進歩し続けます。還暦は干支が一巡して出発点に戻ることを意味しています。音声言語医学も過去に積み重ねてきた業績を一区切りとし、新たなスタートを切る最初の学会として、この第60回を担当させていただきますことは大変栄誉に存じます。また、そのような機会を与えていただきました湯本英二前理事長、大森孝一現理事長および役員の皆様に心より感謝申し上げます。

このような経緯から、今回のスローガンを「60年の財産を未来に生かす日」といたしました。

その一方で、学会の何十周年という区切りとは別に、世情は絶え間なく、しかも予測のつかない変化をしています。今は、医療においてチーム医療が重要なテーマとなっています。そうした背景から「チームで取り組む音声言語医学」をテーマに据えました。このテーマは湯本英二前理事長が60周年を迎えるに当たり、この先を見据えた日本音声言語医学会の大きな展望として明示され、その精神を大森孝一現理事長が継承されたもので、これを具現化することが本会の使命と考えております。

さて、このスローガンとテーマが融合したことが分かる内容のポスターとするよう学会からの命を受け、現在作成中です。音声言語医学会が60周年を迎えるにあたり、ますますの普及と発展を願って、可能な限り多くの関係各所にチラシと共に配布することといたしました。それ以外にもこれらが必要な施設がございましたら、その旨を学会事務局のメールアドレスまでアクセスしてください。対応させていただきます。

60周年の記念行事といたしましては、記念式典、記念講演(講師:湯本英二前理事長)、記念シンポジウムを計画しております。また、学会参加受付をされた方には、学会からのご支援もあり、60周年の記念品(クロスのボールペン)を進呈する予定です。どうか、ふるってご参加ください。60周年記念行事以外にも特別企画(特別講演、シンポジウム、パネル、教育セミナー、市民講座、ポストコングレスセミナーなど)を計画しております。これらはHPに順次アップされていきますので、時折ご確認ください。

さて、学術講演会で最も重要なことは、この1年間の貴重な成果を発表して、熱心に議論していただくことに尽きます。皆様にはたくさんの一般演題をご登録いただき、第60回の記念大会を盛り上げていただければ幸甚に存じます。私自身もこの大会担当を機にさらに若返り、新たなスタートを切りたいと思っております。

以上、会長のご挨拶とさせていただきます。

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