会長挨拶

この度、第56回日本脊髄障害医学会を令和3年（2021年）11月18日（木）・11月19日（金）の会期で、栃木県総合文化センター（栃木県宇都宮市）にて開催させていただきます。

本学術集会のテーマは、「脊髄損傷のQOLの向上をめざして」と致しました。
獨協医科大学排泄機能センターは平成23年に開設されました。獨協医科大学排泄機能センターは、排泄（排尿、排便）に携わる診療科の医師、看護師、技師（臨床検査技師、排尿機能検査士、放射線技師）、理学療法士などが一致協力して診療を行うことで、排泄障害の患者様に最新かつ最適な医療を提供することを目的として設立された診療科です。平成28年４月からは、病院診療科として昇格いたしました。

本学会は、脊髄障害に関する医学的研究および社会貢献を目的としており、脳神経外科・整形外科・泌尿器科・リハビリテーション科・神経内科等の医師及び研究者、看護師、リハビリテーション療法士等が共同で参加する会です。

令和2年はオリンピック、パラリンピックが開催される予定でしたが、新型コロナウィルス禍のために令和3年に延期される予定となってしまいました。また本学会も令和2年には国際脊髄障害医学会との共同開催で行われる予定でしたが、国際学会はWEBで、本学会はハイブリッド開催ということになってしまいました。 令和３年の学術集会では、このような悲惨な状況が収束し、会員の皆様とお会いできることを祈念しております。学術集会の内容として、特別講演、教育講演、シンポジウム、ランチョンセミナー・イブニングセミナー、などを企画しております。一般演題（口演、ポスター）などふるって応募していただきたく存じます。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。