会長挨拶

昨今の事情を踏まえて、会場での開催の他にマイクロソフト社のTeamsを使ってオンラインでの開催を予定しております。特殊な状況により参加が難しい先生もいらっしゃると思いますが、ネット環境があればどこからでも参加可能になります。
広く視聴いただくことで本研究会の今年のテーマである四達(=広く行き渡る、浸透する)を可能にしていきたいと思います。
経皮的内視鏡手術の技術認定医に必修の研究会ですので、是非ご参加ください。

この度、第10回日本低侵襲脊椎外科・内視鏡脊髄神経外科研究会を、2020年7月3日と4日の2日間、九州の玄関口である福岡市博多で開催させていただく事となりました。

日本低侵襲・内視鏡脊髄神経外科研究会は、神経外科学の中でも特に低侵襲脊椎脊髄および末梢神経手術を専門とするメディカルスタッフを含めた様々な分野の方々が、日本全国から一堂に会する学会です。会期中は、基礎・臨床に至る除圧および固定手術をはじめとした様々な低侵襲手術の最先端について討論致しましょう。また、本学会の特徴は、最小侵襲の内視鏡・顕微鏡手術はもちろん、通常の脊柱変形の矯正固定術などの大侵襲手術の低侵襲化に至るまで幅広い領域をカバーすることです。

記念すべき第10回のテーマを“革新と四達”としました。低侵襲もしくは最小侵襲手術を実現するためには1)診断制度の向上、2)ピンポイントの神経除圧、3)確実な固定術が必要不可欠です。また、最先端の技術を他科医師やパラメディカルとの連携も重要課題です。患者さんにとってより良い医療が、広く放射状に普及することを願っております。会期中はハンズオン、講演、セミナー、シンポジウム、症例(パネル)検討、パラメディカルセッションを企画しております。

現在、実り多く意義ある学術集会とするため、鋭意準備に取り組んでいるところでございますが、是非とも皆様のご支援・ご協力を賜りたく、お願い申し上げる次第でございます。

第10回日本低侵襲・内視鏡脊髄神経外科研究会
会長 内門 久明
(医療法人ニューロスパイン 

うちかど脳神経外科クリニック 理事長)