この度、第8回低侵襲・内視鏡脊髄神経外科研究会の会長を拝命いたしました西村でございます。
本会も8回目を迎えました。思い起こしますと平成22年12月18日に第1回の研究会が東京飯田橋で催されました。当時は会員数約30名の本当に小さな集まりでしたが、その小さな会も今や会員数は200名になろうとし、教育セミナーとカダバーワークショップを併設することで、母体である日本脊髄外科学会内視鏡技術認定医を毎年輩出しております。
本年は「低侵襲・内視鏡 日本の実力」をテーマにして、これまで欧米発で日本に導入されてきていた低侵襲手技、内視鏡機器について現在、我々はどこまで追いつきそしてどれだけ追い越すことが出来ているのか?を「日本の実力」として短い日程ではありますが、熱い討論を会員の皆様と交わすことができると思います。その討論から十分深い理解が得られるようにするために、それぞれのセミナーの講師には脳神経外科ばかりではなく、出沢 明 先生をはじめとした整形外科で活躍され、まさに日本の実力を持たれているエキスパートの先生方にお願いいたしました。
また、特別講演には「脳の本番は56歳からはじまる」をテーマに実業家・エッセイストでありながら脳機能科学に関する著作も多く出されている黒川 伊保子 先生にお願いしました。我々脳神経外科医とはまた、違った視点での脳機能の考え方について学べることと思います。
まだ若い研究会ではございますが、何卒皆さま奮ってご演題の登録をお願いいたします。

第8回低侵襲・内視鏡脊髄神経外科研究会
会長  西村 泰彦
和歌山向陽病院 脳神経外科 脊髄脊椎外科センタ-

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