この度、一般社団法人日本小児看護学会の皆様、並びに多くのご関係者のご支援ご協力により、日本小児看護学会第28回学術集会を2018年7月21日(土)、22日(日)の2日間にわたって名古屋国際会議場で開催することになりました。メインテーマは「子ども、家族とともにある看護」といたしました。

小児医療の目覚ましい発展の中で、多くの子どもの命が救われるようになり、治療の経過や必要とされる支援は多様になりました。このような時代であるからこそ、それぞれに成長・発達過程を歩む子どもとその家族が、その人らしく生きることが大切にされる医療であり、社会であることがよりいっそう求められていると思います。

本学術集会では、特別講演、シンポジウム、一般演題、テーマセッション等を通して、小児看護を科学的に探究することはもとより、一人の人としての優しさや喜び、悲しみを感じながら子どもや家族の体験に心を寄せて、ともにある看護や医療について考える機会となりましたら幸いです。

名古屋の地は、熱田神宮の門前町として、また、歴史や文化をつなぐ名古屋城とともに古くから栄え、そして今もなお発展を続けております。

スタッフ一同、職種や立場を越えて子どもと家族の支援の輪がより大きく広がることを願い、学術集会、懇親会等々の準備を進めて参ります。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日本小児看護学会第28回学術集会
会長 奈良間 美保