2016年6月9日(木)・10日(金) 虎ノ門ヒルズフォーラムにて第31回日本脊髄外科学会を開催いたします。

第31回日本脊髄外科学会

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会長挨拶

会長:谷 諭

第31回日本脊髄外科学会

会長 谷 諭

(東京慈恵会医科大学 脳神経外科学講座)

日本脊髄外科学会が設立して30年を過ぎました。この学会の責務である社会貢献のためには、脊髄外科学における医療レベルの底上げが必須であり、会員の皆さんも日々研鑽を積まれていることと思います。ただ、振り返ってみますと、学術集会、教育カリキュラムなどで治療技術を研ぎすますだけのギルド集団になってしまっては、いわゆる医者の自己満足にとどまってしまい、僕たちは真の意味での社会貢献をなし得ないかもしれません。

慈恵医大には「病気を診ずして、病人を診よ」という学祖の教えがあります。僕たち脊椎脊髄外科医も患者目線にたった医療を再認識するときではないかと考えております。

そのような意味から、本学術集会の主題は

Back to the patient

treating the person as well as the spine

とさせていただきました。

そのような観点から「腰痛・肩こりなどcommon symptomsの考え方」「頸椎手術の基本」「末梢神経をもっと知ろう」などをシンポジウムとして取り上げたいと思います。また、学会の開催地である虎ノ門ヒルズは、2020年東京オリンピックのheadquarterとなる新しい都内のシンボルです。スポーツ医学への介入も我々の社会的責務と考えますので、「スポーツでの脊椎・脊髄損傷」もトピックとして取り上げさせていただきました。

再開発が進む虎ノ門エリアを楽しんでいただきつつ、みんなで充実した時間を過ごせるよう、スタッフ一同鋭意準備をしております。学会員の先生方におかれましては、ご参集のほど宜しくお願い申しあげます。

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